常に冷酷な条件で使用される業務用給湯器は大量の湯量を要求され、耐久性に優れたプロ仕様といえど故障や不調に陥ることがあります。
そこで給湯負荷に応じて瞬間式給湯器を連結設置し、台数制御運転やローテーション運転により給湯器の負担を均等化し、1台が故障・不調になっても他の給湯器がバックアップし、お客さまにご迷惑をかけることなくサービスを提供できる、それがマルチシステムです。
使用する湯量に応じて燃焼する台数を変化させます。
1台に運転が集中しないように、燃焼回数(90~110回)や燃焼の累積時間(12時間)に応じて、燃焼機器を変更します。
万一1台が故障しても、他の機器がバックアップをしますので湯切れの心配がありません。
個々の給湯器はコンパクト&軽量仕様のためエレベーターを使って1人~2人で搬入できます。クレーン車を用いた大掛かりな作業は必要ありません。
マルチ給湯器は瞬間給湯器ですが、労働安全衛生法の区分において"簡易ボイラー"扱いになるためボイラー取扱い資格者は不要。管理コストを低減できます。