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電気自動車(EV)を活用した法人企業向けカーシェアリングの実証実験をスタート

2021年3月30日

住友商事株式会社
住友商事九州株式会社
日本瓦斯株式会社
株式会社REXEV

 

 住友商事株式会社(本社︓東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO︓兵頭 誠之、以下「住友商事」)、住友商事九州株式会社(本社︓福岡市博多区、取締役社長︓髙橋 和之、以下「住友商事九州)、日本瓦斯株式会社(本社︓鹿児島市中央町、代表取締役社長︓津曲 貞利、以下「日本瓦斯」)、株式会社REXEV(本社︓東京都千代田区、代表取締役社長︓渡部 健、以下「REXEV」)の4社は、日本瓦斯の本社駐車場での企業間EVカーシェアリング並びにEVを活用したエネルギーマネジメントの検証を目的に実証実験(以下「本取り組み」)を開始しました。

 

実証実験の概要

1.背景・目的

 新型コロナウイルスの影響による社有車利用の減少などを背景に、企業が移動に利用するモビリティのニーズは変化しています。また、環境意識の高まりにより、EV や再生可能エネルギーの活用を検討する企業も増加していますが、導入コストや航続可能距離への懸念が課題となっています。
住友商事、住友商事九州、日本瓦斯、REXEV の4 社は、社有車と複数企業間でのEV カーシェアリングを組み合わせることにより、社有車の運用の最適化と環境への配慮を両立する、e-MaaS for Business(注)の新サービスモデル開発に向けた検証を実施します。

2.期間

2021 年3 月1 日(月)~2022 年2 月28 日(月)(予定)

3.場所

日本瓦斯の本社駐車場(鹿児島市中央町)

4.実証内容

 ① 企業間でのセミクローズドEVカーシェアリング運用
 平日の業務時間(8時30 分~17 時30 分)は複数の企業間でEV2 台をシェアリングし、それ以外の時間帯および休日は、従業員や地域住民、観光客による車両の共同利用を通じて、企業間カーシェアリングの事業性や利便性、また需要動向を検証します。EV カーシェアリング車両の利用範囲については、実証期間中に徐々に拡大していく予定です。

 ② エネルギーマネジメント
 EVをカーシェアリング車両として運用しながら、不稼働時間帯はピークカットや停電時の補助電源とするエネルギーマネジメントの実証を行い、EVのエネルギーマネジメントリソースとしての可能性を検証します。また、太陽光パネルを併設し、再生可能エネルギー電源の活用や、車両のEV化を通じた環境貢献度(EV再エネ充電量、CO2 削減効果)を検証します。

 ③ Beyond Mobility
 EVカーシェアリングとモビリティ以外の他サービスを掛け合わせて、地域社会やユーザにとって、さらに利便性が高く、魅力的な新サービスを検討し、新たな価値創造に取り組みます。

5.各社の役割

住友商事 ・本取り組み全体の企画・運営、Beyond Mobility関連の検討
住友商事九州 ・EVカーシェアリングサービスの提供
日本瓦斯 ・実証フィールド・再エネ設備の提供、エネルギーマネジメント実証
REXEV ・EVカーシェアリング・エネルギーマネジメントシステムの提供

(注)e-MaaS for Business
 コロナ禍におけるテレワークの普及や働き方改革などにより、社用車での移動機会が減少しつつある中で、多くの企業が固定費削減のため、社有車の削減や使用分のみを支払うオンデマンドモビリティへの移行ニーズがあります。こうしたニーズに対応するため、住友商事グループは、さまざまなモビリティの中から最適なモビリティミックスを提案するMaaS for Businessのサービス開発に取り組んでいます。
さらにEVを活用してエネルギーマネジメントを付加したものを、e-MaaS for Businessとして、新しいサービスモデルの開発を目指しています。

 

【本件に関するお問い合わせ】

 住友商事株式会社 広報部 報道チーム
 新井(080-1038-8815)、浅田(080-6684-9990)

 住友商事九州株式会社 九州モビリティサービス開発事業部
 担当:鳥山(092-441-4627)、安藤(092-441-4616)

 日本瓦斯株式会社
 電力企画チーム担当:杉本(099-203-0608)
 販売推進チーム担当:宮内(099-250-5127)

 株式会社REXEV
 担当:福元(03-3525-8008)

 

電気自動車(EV)を活用した法人企業向けカーシェアリングの実証実験をスタート(PDF)

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